コバケンとその仲間たちオーケストラ リハーサル会
4/4~5、4/18~19の4日間、コバケンとその仲間たちオーケストラのリハーサル会があり、全日程で参加してきました。
曲はブルックナーの4番「ロマンティック」。実は僕、ブルックナーの曲を一度も弾いたことも聴いたことがなく、今回が初挑戦でした。
という状態であまり曲も理解出来ておらず、勉強させていただくつもりで練習に臨んだのですが、空いている席を詰めていったらなんとコンマスになってしまいました。
最初の二日間は特に楽譜を必死に追いながらになってしまい、冷や汗をかきながら弾きました・・・が、それ以上に小林先生の目の前で弾くことの喜びに圧倒されました。
ブルックナーの4番は特に一楽章でトレモロが非常に多く、記号通りに全力で弾くとまず腕が最後まで持たないだろうなということもあり、少し抜きながら演奏していました。
するとすかさずマエストロから猛烈な気迫が。すぐに心の中で「すいません!!!」と叫びつつフォルティッシモのトレモロを刻むこととなりました(笑)。
とにかくマエストロから受ける情熱、パッション、そして繊細な表情。何か一つ指示を頂くたびに「まさにその通りでございます!」となるわけですが、マエストロが求める音に少しでも近づこうと集中し続けました。
そしてなんというか頭で考えるのではなく、体が勝手にマエストロの音楽に反応していくようになってくると、楽しいとか感動とか言葉では言い表せない独特の世界に入っていく感覚になりました。自分という人間の感受性が数倍にも増幅されたような気分で、自分にまだまだこんなにも引き出しがあったのかと驚くくらいでした。
きっとそれは参加した皆さんも同じで、指示を受けるたびに驚くほど音が変わっていくというのは、眠っていた音楽をマエストロによって引き出されているという事実に他ならないでしょう。
しかし逆に考えれば、こんなにも短時間で自分の音楽が変われるということは、最初からもっと自分で音楽を創り上げることが出来ていれば、その先の音楽へ挑戦させて頂けたかもしれない、さらに高い要求をして頂けたかもしれない、というくやしさもあります。
そしてこれは非常に難しく、またとても自分などが出来ることではないのかもしれませんが、マエストロから素晴らしい音楽を頂くだけでなく、こちらからも何か一つでもお返しが出来たら素晴らしいなと思いました。そのためには自分の音、音楽、歌をもっと磨いていかなければなりませんけどね・・。
最終日にはお客さんも入った形の公開リハーサルとなり、コンサートのようなお客さんとともに音楽を創り、楽しむという貴重な時間を得ることが出来ました。レッスンをお休みにしてしまったこともあり、生徒さんには聴きに来て頂いたりしましたが、楽しんで頂けたようで良かったです。
ちなみにコンマスは10ン年ぶりでした。自分が弾くだけでなく、自分のパート、出来ればその他のパートからもよりよい音を引き出してまとめあげていくことを考えなければならない立場だったのですが、あまり余裕がなくて自分が弾くので精一杯でした。皆様、いろいろとサポートして頂きありがとうございました。
とても楽しかったし、あの席はプレッシャーもある代わりに、マエストロの音楽を一番近くで感じることが出来る場所。非常に充実した時間を過ごすことが出来ました。
それとなんといっても素晴らしい仲間たち。皆が同じ方を向いて音楽を創り上げていくことが出来るこのメンバーたち。相乗効果というのか、他のオケでは味わえないような感覚でした。
また今年~来年にかけてイベントがいくつかありますが、出来る限り(というか全部)参加していきたいと思っております。マエストロはもちろん、桜子さん、素晴らしい仲間たち、サポートして頂いている多くの方々に感謝と、そしてまたお会いできる日を楽しみにしております。
最後に・・・。今回のリハーサル会とも関連するのですが、今週末の4/24(金)、25(土)はサントリーホールで小林先生が日フィルでブルックナーの4番を演奏します。僕も聴きに行きますが、ご興味のある方は是非。
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