Homage -ジェームズ・エーネスのDVD&CD
先日何気なくAmazonを眺めていたら、エーネスの新しいCDが出ているのに気づきました。
今時CDで3000円越えというのはほとんど見かけないのでおかしいと思ったら、なんとDVD&CDのセットでした。最初はDVDはおまけかとも思ったのですが、CDよりも収録時間が長くCDの演奏+解説分が入っています。これでこの値段は安い。
ということで早速ポチッと。翌々日に届きました。
まずはDVDの方から観てみましたが、様々な名器でいろいろな小品を演奏し、演奏前に簡単な楽器の解説がつくという構成でした。
登場する名器はエーネス使用のエクス・マルシック1715などストラドがほとんどで、ガルネリはロード・ウィルトンなどでしたが、どれも演奏前に楽器の美しい映像を見ることが出来ます。
解説は音声のみでしかも英語。僕のように英語力がない人間にはせめて英語でもいいので字幕が欲しかったところですが、解説なんてわからなくても映像を眺めているだけで十分楽しめました。
演奏はスタジオ録音のため、カメラアングルが自在で実に見やすいです。かといって変な演出(マルコフのカプリースDVDのような)もなく、映像も美しいです。
しかしやはり目玉はエーネスの演奏!最初のバッジーニ「妖精の踊り」から最後のヴィオラの演奏まで、エーネスの魅力満載です。
素晴らしい技術を持っていながら、それを見せつけるタイプではないのですが、そのテクニックのすごさというのは隠しきれないというか、どんな弾きにくいパッセージでも音楽的に聴かせてしまうあたりは、さすがとしかいいようがありません。フレーズをまとめるときの品の良さはイギリス紳士のようです(彼はカナダ人です)。
それと今回感心したのはヴィオラの演奏。ヴァイオリン弾きはヴィオラの音が出せないというのが通説ですが、ヴィオラを見事に泣かせるエーネスの演奏を聴いた後は「上手い人は何を弾いても上手い」としかいいようがありませんね。
最後の方には名器の弾き比べも入っていました。ブルッフのスコットランド幻想曲3楽章のテーマを無伴奏で弾いているのですが、楽器の違いを聴くよりも演奏の素晴らしさに圧倒され、正直楽器の違いなどはどうでも良いと思ってしまいました。演奏者が上手すぎて企画倒れですね(笑)。
DVDとCD、両方楽しませてもらいましたが、本当にエーネスって素晴らしい演奏家です。もっと日本でも有名になって、頻繁に来日してくれたら嬉しい限りです。CDもどんどん出して欲しいですね。
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はじめまして。最近彼のコンサートに行ってきましたよ!
このCDにサインも頂きました。私はバイオリン演奏は好きだけど技術的なことは詳しくありません。でも心の底から感動しました。日本でも人気が出てくるといいですね。
コメントありがとうございます。
このCDにサインを頂いたなんてうらやましい!
演奏も素晴らしい上に癒し系のイケメン。一度注目されれば日本でも人気が出ると思うのですが・・・。期待したいですね。